やわらいふ

和らかな生活を送りたい吃音パパのブログです

吃る言葉や場面とその時の対処

吃音者の方なら苦手な言葉や場面があると思います。

この言葉が言いづらい。。

こういう場面で毎回吃る。。

そうなると苦手意識が芽生えて、その場面が来る前から緊張してしまいます。緊張すると余計に吃ってしまう悪循環に陥ってしまうことがあります。

 

僕の場合は会社の電話や自己紹介が苦手で、会社名や部署名、自分の名前、電話で使う典型的な言葉(『お電話かわりました〇〇です』とか。。)で吃ることが多いです。

決まった言葉を言わなければいけないということが緊張に繋がり、言葉が出なくなるんですよね。。

 

電話のベルが緊張のトリガーになっているような感覚で、なかなか上手く喋れないことが多いです。私の会社は共通の電話なので他の人がとるのを待ってしまったりするのですが、、安心感と共に悔しい気持ちになります。

 

ただ、同じ言葉・同じ場面でも全然吃らない時もあったりして、吃音の調子の波みたいなものがあります。苦手だと思ってた言葉がスラっと言えるようになったり、吃らずに言えてたと思ったらまた吃るようになったりと。。

なんなんだ吃音って、、って感じですね。

 

私の場合ですが、「吃音のことをあまり考えていない時の方が吃らない」ような感じがしています。頭の中に他に心配事や関心事があり、吃音のことを考える暇が無いような時に調子がよいことが多いです。

一方で吃音のことを考えている時は、調子が下向きになることが多いです。(なので、吃音のブログを書いている今は調子が悪いような。。^^;;汗)

調子が悪い時は吃音のことを考えることを一旦やめて、他のことを考えるように意識しています。その言葉から少し距離を置いて、また落ち着いた時に話してみたりします。

 

吃音のことを考えないって難しいですよね。吃音のことを考えないようにしようとしている時点で吃音のことを考えちゃいますからね。。

 

あと、苦手な言葉を話すときには

・音程の波を意識して、抑揚をつけて話す

・2文字目を意識して話す。(1文字目の力を抜く)

・言葉の最初に小さい「」を意識して発音する

などを意識して、スムーズに話せるように試したりしています。

 

吃らないためのテクニックみたいなものは、人それぞれかと思いますが、

音程の波とか抑揚をつけて話すのは結構効果がある気がします。

歌うときは吃らないので、普通の会話の時にも歌のような要素を取り入れる意識があるとスムーズに話せる確率が増えるはず!!

 

明日は会社の電話を積極的にとるようにしてみよう。。